君の膵臓をたべたいの意味は?ラストの結末に繋がる重要ポイント!

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「君の膵臓をたべたい」2016年年間ベストセラー第1位を取り、2017年の夏には浜辺美波、北村匠海、北川景子、小栗旬が実写化!

映画も大ヒットしていて、大人気の映画なんですが、それにしても、まぁ、奇妙なタイトルですよね?

君の膵臓をたべたいって。

このままの意味でいったら、確実にサイコパス的な事を想像をしちゃうんですが、原作はホラーじゃなくて青春そのものが描かれています。

でも、青春と膵臓をたべたいがかけ離れすぎていて、どうもつながらない・・・

 

 

 
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ということで、今回は「君の膵臓をたべたい」の意味はなんなのか?

そして、映画のHPに「ラスト、きっとこのタイトルに涙する」という文章があるので、ラストの結末にどうつながっていくのかも、原作を元にネタバレしていきます!

 

 

君の膵臓をたべたいの意味は?

 

 

 

 

さて、さっそく君の膵臓をたべたいの意味はなんなのか!

 

意味は

 

君の爪の垢を煎じて飲みたい

 

が、私たちが理解出来る一番近い意味だと思います。

 

爪の垢を煎じて飲むの意味は

 

すぐれた人に少しでも似ようと、爪の垢のように極わずかで汚いものであっても煎じて飲むというたとえ。
「煎じる」とは、薬草などを煮てその成分を抽出することで、すぐれた人の爪の垢には薬効があるのではないかという意。http://kotowaza-allguide.com/tu/tsumenoakasenjitenomu.htmlより引用

 

例えば、「お友達の貞子ちゃんはすごく努力して勉強して、学年でトップになったのよ!はぁ~、アナタにも貞子ちゃんの爪の垢を煎じて飲んでほしいわ」って使ったりしますよね。

 

しかし、これだけじゃ「君の膵臓をたべたい」のタイトルの意味の半分も伝わらない!と言っても過言では無いんです!

これが冒頭に「私たちが理解出来る一番近い意味」と書いた理由なんですが、どういうことなのか説明していきますね!

 

 

原作の「君の膵臓をたべたい」が出てくるシーン!

 

 

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君の膵臓をたべたいの簡単なあらすじは、主人公である「僕」(役:北村匠海)は病院で「共病文庫」という日記のような本を見つけます。

その本の中には、自分が肝臓の病気で余命わずかなこと、家族以外には誰にも言わないことが綴られていました。

 

「僕」はこの共病文庫の持ち主がクラスメイトの山内桜良(役:浜辺美波)だと知ります。

 

 

桜良が余命わずかだと知った「僕」。この後、「僕」は桜良と余命時間を一緒に過ごすことになるのですが、この2人の性格は正反対!

 

桜良は、とても明るく人気者で天真爛漫な性格。一方、「僕」は誰とも関わりを持たずに生きてきた、地味で暗い性格の持ち主。

 

どうやっても上手くいかなそうな2人ですが、同じ時間を過ごすごとに、桜良は「僕」を。「僕」は桜良を。お互いに相手に憧れ、お互いに尊敬しあいたくさんのことを学び合っていくという物語。

 

 

 

 

では、原作でどの部分にタイトルの「君の膵臓を食べたい」が出てきたのかというと!

最初と最後に出てきます。

 

 

まずは冒頭!

冒頭は、クラスメイトの山内桜良が亡くなりお葬式が行われていますが、「僕」は参列せずに家に引きこもっている様子が書かれています。

 

そこに『君の膵臓を食べたい』という言葉が出てきます。

 

これは、亡くなる寸前の桜良に「僕」が送ったメールの一文です。

 

「僕」は、このメールを彼女が読んだのか、読まなかったのか分からない状態で、亡くなってからの数日間を過ごしています。

 

 

 

 

先程のが冒頭の『君の膵臓を食べたい』は5ページ目に書かれているんですが、この小説は時系列がバラバラに描かれているので、先程のシーンが現在だとすると次の6ページ目は過去にさかのぼったシーンになっています。

 

冒頭の次に『君の膵臓を食べたい』というセリフが出てくるのは、6ページ目の最初の一行目です。ここからは、「僕」と桜良が出会ってまだ間もないころが描かれています。

2回目の『君の膵臓を食べたい』は桜良がいったセリフなんですが、シチュエーションがわかりにくいので、原作を紹介しますね。

 

「君の膵臓を食べたい」

学校の図書室の書庫。ほこりっぽい空間で本棚に並べられた書籍達の順番が正しいものか確認するという、図書委員としての任務を忠実にこなしている最中に、山内桜良(やまうちさくら)がおかしな告白をしてきた。

無視しようとおもったけど、この空間にいるのは僕と彼女だけで、ひとり言というにはあまりに猟奇的なそれは、やっぱり僕に向けられているんだろう。原作6Pより引用

 

冒頭からビックリなセリフですが、「僕」はこの時点で桜良が膵臓の病気で亡くなってしまうことを知っています。

知っていますが、いきなり膵臓を食べたいって言われても・・・って感じですよね?

 

 

桜良がこのセリフを言ったのには、

 

「昨日テレビで見たんだぁ、昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたんだって」

「それが?」

「肝臓が悪かったら肝臓を食べて、胃が悪かったら胃を食べてって、そうしたら病気が治るって信じられてたらしいよ。だから私は君の膵臓を食べたい」

原作6Pより引用

 

こんな訳がありました。

 

しかし、この時点では「君の膵臓をたべたい」というタイトルの意味としては、弱い。というか、「えっ?意味わかんない」状態ですよね。

しかし、この部分がとても重要になってくるので覚えておいて下さいね。

 

 

さて、この後ですが、桜良の亡くなるまでにやりたいこと!と称して、食事に行ったり、旅行に行ったり。と、半ば強制的に「僕」は振り回されます。

 

最初は強制的でしたが、「僕」は少しづつ桜良に憧れていきます。そして、今まで人に興味の無かった「僕」は、桜良のおかげで、

 

人と仲良くする。

人とケンカをする。

人と仲直りをする。

人と恋人のようなことをする。

 

たくさんのことを経験することが出来たんです。

 

桜良に感謝の気持ちでいっぱいの「僕」。

 

 

そんな「僕」は今日は、退院した桜良とデートの約束をしています。まだか、まだかと待ち合わせ場所で待つ「僕」に桜良から一通のメールが届きます。

どうやら、桜良は待ち合わせには遅れてくるようです。メールのやりとりが続き、桜良から「罰として私を褒めなさい!」と返信が返ってきました。

 

そして、僕は何とメールの返信しようか、今の気持ちを整理しながら、桜良は病気であろうとなかろうと彼女という人間そのものが凄いと思い。

 

そして、

 

彼女は、彼女のままで凄い。それが、僕は本当に凄いと思う。

 

白状しよう、何かを教わる度に、僕は彼女を凄いと思っていた。僕とは正反対の人間。臆病で自己に閉じこもることしかしてこなかった僕にはできないことを平気で言ってのけ、やってのける人間。原作217Pより引用

 

 

こんな風に「僕」は桜良のことを思うまでに、成長し桜良に憧れています。

 

そして、ここから、タイトルにもなっている『君の膵臓を食べたい』につながっていきます。

 

「僕は本当は君になりたかった」

人を認められる人間に、人に認められる人間に。

人を愛せる人間に。人に愛される人間に。

言葉にすると、僕の心にあまりにぴったりで、沁み込んでいくのが分かった。~中略~

 

はて、と気づく。確かそんな意味の慣用句があったような。

考えてから思い出し、僕はそれを彼女に贈ることにした。

 

『君の爪の垢を煎じて飲みたい』打ち込むだけ打ち込んで、すぐに消した。これでは面白くない気がした。彼女を喜ばせるのに、もっと適した言葉が、存在するような気がした。

 

今一度考えていると、記憶の片隅、いや、中央かも、そこから言葉が浮き上がってきた。

 

僕はその言葉を見つけて、とても嬉しい気分になった。勝手に得意気にすらなった。

彼女に贈るのに、これ以上ぴったりな言葉はない。

 

僕は渾身の言葉を、彼女の携帯電話に向かって送信した。

僕は……

 

『君の膵臓を食べたい』

原作218Pより引用

 

 

ここで、やっとタイトルの『君の膵臓をたべたい』の意味が分かりましたね!

 

今までの思い出を振り返り、二人が出会ってまだ間もない頃までさかのぼり、『君の膵臓を食べたい』という言葉を「僕」は見つけました。

 

誰とも関わりを持たずに生きてきた「僕」が、桜良から「人との関わり」について教えられ、

 

感謝の気持ち憧れの気持ちから桜良になりたい!と思い、出てきたのが

 

タイトルの『君の膵臓を食べたい』の意味だったんです。

 

さて、この後ですが、彼女からはなんの返信も無いんです。

 

どうしたんでしょう?

 

 

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急いで待ち合わせ場所に向かっているので、返信できないんでしょうか。

「僕」はひたすら桜良からの返信を待っているんですが…。

 

ここからは、ラストの結末をネタバレしないと意味がわかりにくいので、完全にネタバレしています。

 

読みたい方は次のページへと進んでください

ラストの結末は知りたくない方は、このままページを閉じて下さいね

 

 

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