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映画何者の朝井リョウの原作を簡潔にネタバレ!ラストの結末は?

2020/03/25
 
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10月公開になる映画「何者」

今回は、映画「何者」のキャストや朝井リョウの原作のラストをネタバレしていきます!

 

映画何者のキャストと登場人物を紹介

拓人ー佐藤 健

就職活動中の大学生。

ネクラな性格人間観察マニア

決して明るく振舞わない。以前は大学の演劇部に所属していた。

就職活動状況-何社かは落ちてしまったが、一社は最終面接まで進む。結果は?

 

光太郎ー菅田将暉

拓人とルームシェアをしている。

拓人と同じく就職活動中。就職活動を始める前はバンド活動ばかりをやっていて、一年留年している。

光太郎の名前のごとく、明るくポジティブな性格

就職活動状況-ほとんど何にもしていない。バンドをやってはいたものの、音楽業界に就職するつもりは無い。

 

瑞月ー有村架純

光太郎の元カノであり、拓人がずっと好きな人。

まっすぐな性格

言葉をオブラートに包まずはっきり真意を言う

就職活動状況ー帰国子女のため外資系の就職先を狙っているが、あることが原因で就職先を変えることに…。

 

里香ー二階堂ふみ

元生徒会長という言葉がピッタリ

ひとつの事に対して5つも6つも言葉が返ってくる。

歩く就活マニュアルでもある。

就職活動状況-瑞月と同じで帰国子女。もちろん外資系志望。名刺を作ったり、OB訪問、企業へのアピールは抜け目ない。

 

隆良ー岡田将生

里香と同棲中の彼氏。

就職活動より、芸術だぜ!と格好つけてはいるものの、

影ではちゃっかり就活している。

ねこかぶりな性格

就職活動状況-みんなには言わないけど、実はコソコソと就職活動をしている。しかし、全く就活をしてこなかったため、とんでもない格好で企業へ向かったりしている

 

サワ先輩ー山田孝之

拓斗の演劇部時代の先輩。

SNSには一切興味は無く、現代からはかけ離れているように見えるけど、

SNSという不確かなものは信じないという信念を持っている。

 

物語は、こちらの6人を中心に展開されます。

 

それでは、さっそく、ラストの結末をネタバレしていきます!

 

映画「何者」のラストの結末

 

ラストの結末をいきなり書いても分かりませんよね。

ということで、まずはあらすじを見ていきましょう。

 

里香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人。

それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、

徐々に人間関係が変化していく。

「私、内定もらった…。」

やがて「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。

人として誰が一番価値があるのか?そして自分はいったい「何者」なのか?
いま、彼らの青春が終わり、人生が始まる-。http://nanimono-movie.com/story/より引用

 

 

では、超簡潔にネタバレします。

就職を出来た人物。あらすじで「裏切り者」と書かれているのが、瑞月と光太郎の二人。妬み、本音をあらわにするのは、瑞月と里香。

そして、拓斗、里香、隆良は就職出来ずに今も就職活動中です。

超簡単に言ってしまうと、これがラストの結末になるんですが、ちょっとね。何が起きたのかもお話していきますね。

何者の光太郎と瑞月について

瑞月は大手通信会社に。光太郎は出版社から内定が出ました。この二人は、就職しなくちゃな~という感じではなく、他の目的があったからこそ就職が出来ました

 

光太郎は大好きだった人が翻訳の仕事に就くために留学。

彼女を忘れられない光太郎は、出版社に就職。出版社なら彼女に会えるんじゃね?もしかしたら、連絡先が分かるんじゃね?と本気で考えて就職することが出来ました。

 

瑞月は、母親が現在、父親と別居中。瑞月の家に転がり込んできたから、さー大変。瑞月の母親は精神的に病んでいるんです。

今は父親の仕送りで何とかやっているけど、もしかしたら、仕送りが無くなる可能性大の状態です。

これは私がちゃんと就職しなくちゃまずいでしょ…。という理由で、自分の就職したかった外資系の仕事をあきらめて、母親と一緒に暮らす道を選びました。

 

二人とも就職したい+αがあったからこそ、就職することが出来たわけですね。

さて、その他の3人はというと・・・。

 

何者の里香と隆良と拓斗はどうなった?

里香、隆良、拓斗は現在も就職活動中

あっ、原作が終わった時点でのラストの結末なので、今は就職しているかもしれませんね。

実は、里香は大学5年生。一年海外に留学していたから。同じく留学していた瑞月も5年生なんです。そして、バンド活動していた光太郎も、1年間休学していた隆良も5年生です。

もちろん、主人公である拓斗も5年生。就職活動に失敗しています。早く就職をしないと、もしかして6年生になってしまうかもしれません。

3人はこういう状況に置かれているわけなんですが。このまま同じような事をしていても就職は難しいですよね。

これを打破するかのような出来事が小説の中では起こるんです!

打破する話は、「裏アカウント」が大きく関係してきます。この5人の中には裏垢を持っている人物がいます。

その人物とは、隆良と拓斗の二人です。5分の2の確立で裏垢が存在してるなんて怖いですね^^;

まずは一人目の隆良から見ていきましょう。

俺はアーティステックな人生を送っているぜ!っていうかっこいい表のアカウントの他に、実はコツコツ就活している裏アカウントを持っていました。

本音と表の顔が違うことが、徐々にばれてしまい、隆良は最後に瑞月からキツーイ言葉を食らわせられてしまいます。場の空気が凍りつくほどの言葉でした。

これがきっかけで、

 

隆良に何が起きたのか。

 

原作では、拓斗目線で書かれているので「変わった」とハッキリと書かれているわけではありませんが、超おしゃれだったチノパンに白シャツという部屋着が、白Tシャツにスウェットというラフな格好に変わったシーンが書かれています。

これは隆良の裏と表が無くなったことを示しているのではないでしょうか。

今まで裏と表の顔があった隆良は「何者」か分からなかったけど、素の自分を出したことで、本当の隆良は何者なのか探し始めているのではないでしょうか。

 

 

 

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そして、里香もまだ「何者」かの答えが出ていないと感じました。

留学、OB訪問、面接対策は完璧。帰国子女でありボランティア経験も豊富。最高級の武器と防御を持っているはずなのに、就職できない。

そして、みんなが圧倒されるような活動内容を日々SNSで報告。しかし、弱い部分は一切、SNSには載せていないんです。

物語の最後に里香は、「自分が痛いことしてるのは分かってる。でも、こうしていないと立ってられないだよ。」ということを言っています。

里香もまた、最高級の武器を防具を脱いだ中の自分は「何者」なのか。未だ、答えは出ていないようです。

 

 

 

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最後に。主人公である拓斗はどうなったかというと。

拓斗も裏垢の持主な訳なんですが。分析マニアである拓斗はみんなの行動や、言動を考察しては裏アカウントに書き込んでいたんです

実はこの裏アカウントに気がついていた人物が一人・・・。

先ほど紹介した、最強の武器を持つ里香です。

拓斗の裏アカウントを「私は、あんたのずっと見ていたんだ!」と、里香は言い放ちます。瑞月と隆良に続いて、2回目の修羅場です。

この時は、拓斗と里香の二人しか部屋に居ませんでしたが、もし自分だったらすぐにでも逃げ出したいくらいの地獄のような描写が、汗やのどの渇きの表現で描かれています。

ほんの数分の出来事かもしれませんが読んでいる私は、その時間が何時間にも感じるような場面。

里香に怒りの鉄拳を食らった拓斗。その後、どうなったかと言うと…。

 

 

 

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この物語のラストは、拓斗がある企業の面接のシーンで幕を閉じます。この面接のシーンで拓斗がどう変わったのかが描かれているんです。

この面接で、拓斗は本当の自分を出すことを決めるんです。面接にありきたりな回答ではなく、今の自分のさらけ出すことにしたんです。

どんなチグハグナ回答だってかまわない!俺は俺の答えを話すんだ!と、面接官がしらけていても関係なし!言いたい事を言って面接するんです。

自分をさらけ出すことで、自分が何者かを探している何者かになろうとしている。この物語のラストは、ここで幕を閉じます。

主人公が、分析する側ではなく、初めて自分の物語を歩み始めたのだな~っと思わせるラストでした。

 

何者の中で出てくる修羅場の場面。

 

本当に心臓が締め付けられるような感覚に陥るんです。

その場の空気間が細かく描かれているので、こっちが冷や汗をかいちゃうんですよね^^;

ラストは前に進もうとする拓斗が見られて、これから拓斗はどうなっていくのだろうと考えると、何だかワクワクしますよね。

とにかく、登ったり落ちたりが激しいジェットコースターのような小説でしたが、

 

一番驚いたのは…。

 

先ほどネタバレした拓斗の裏アカウントの話。ありましたよね。

あの裏アカウントの名前が「何者」だった事です。里香との修羅場の場面。もう物語の終盤で原作でネタバレしてるんですが、これは鳥肌ものでした^^;

何者のアカウントの中には、同居している光太郎にも「何、自分に酔っちゃってるの?」とか。里香の事を「とんでもなく痛い人物だ」とか。とにかく、裏のアカウントは本音の拓斗であふれかえっているんです。

あーーーーー!タイトルの「何者」はこういう事だったのか。と、すっかり朝井リョウの世界に巻き込まれてしまいました。

物語って、主人公が「光」の存在のものが多いですよね。絵本にしたって、アニメにしたって主人公は影よりも光の要素が強いと思います。

しかし、この「何者」は全く違うテイストで描かれています。

主人公は本当の自分を認めるのが怖いから、物語の外側にいて、決して傷つくことはない安全な場所にいる。影を持った存在です。

里香によって安全な場所はなくなり、一気に現実世界に放り投げられてしまった訳ですよね。

自分は改めて何者なのかと聞かれているようで、何だか怖くなってしまいました^^;

光の場面が最後のラストにしか出てこないのに、どんどん引き込まれる朝井ワールド!

みなさんも、映画で!原作小説で!思いっきり、思いっきり引き込まれちゃって下さい^^

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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