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僕だけがいない街の犯人の動機は?八代の過去を考察

2020/03/24
 
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タイムスリップとサスペンスが融合したマンガ「僕だけがいない街」

真犯人(あいつ)は先生の八代だったんですが、八代の犯行の理由は一体、何だったんでしょうか。

犯行理由は蜘蛛の糸の小説が主体になっているんですが、今回は八代の過去の出来事から動機となる部分を考察していきます。

僕だけがいない街の八代の過去を考察

犯人である八代学に関して、過去の情報を始めにまとめていきます!

八代に関する過去の情報

原作の第6巻でついに真犯人(あいつ)の正体が明らかになりました。

そう、犯人は主人公の悟の担任の先生・八代学でした。

また、原作の第6巻では、八代の過去が明らかにされ、犯行の動機となってしまった原因がたくさん盛り込まれている内容となっているのでまとめていきます。

八代の両親について

八代学は裕福な家庭に育ち、両親は過激な行動をとる問題児・八代の兄に手を焼いていて、八代学本人にはあまり手をかけていません。

そして、両親共に穏やかな性格だったこともあり、八代の兄は厳しい事を言われずに育ち、心をセーブするブレーキを持たずに育ってしまった。

ブレーキの効かない兄は、力で全てを解決し、両親の心はすっかり兄から離れ、兄は完全に孤立してしまいます。

 

兄の行き場のない孤立は、怒りに変わり弟の八代学に向けられてしまうことになったのです。

両親は、この異変に早く気が付くことが出来れば…。と思ってしまいますが、全く気が付かず時は過ぎ、八代学は体にも心にもたくさんの傷を追っていくことになります。

両親が気が付かなかったのは、「うちの子に限って、そんな事をするはずがない」って、盲信していたのかな?とも思ってしまいますが、このほころびに誰かが気がつけていれば、八代学のようなモンスターは生まれなかったかもしれないと考えてしまいます。

八代学の兄の標的が変化

八代学を痛めつけることに飽きたのか、兄の標的が八代学から女児へと変わります。

この時、兄は以前のような乱暴なことは一切なくなったので両親は完全に安心している状態。

両親を責めるつもりはありませんし、自分が同じ状況だったら、兄の過激な行動が収まり安堵するでしょう。

でも、その後にじっくり話をするべきですよね。

これでは逃げているだけで、

何の問題解決にもなってないのにーーー!

と、大きく叫びたくなるような、家族って何なんだよ。っと心が苦しくなりました。

兄は表面的にはおとなしくなりましたが、本性はこの時点で何も変わっておらず。

ジワジワと水面下で八代家が壊れていくことに両親は気が付かずに、八代学の心だけがどんどん壊れていってしまいます。

八代学がヒエラルキーの頂点

小学生時代の八代学は、成績優秀でみんなからも信頼されて、学校ではピラミッド制度の頂点に君臨していました。

八代学が信頼されているというシーンを紹介しますね。

クラスメイトから増えすぎてしまったハムスターを引き取って欲しいとお願いされた八代学、動物の命を預けるんですからクラスメイトからの信頼は絶大です。

しかし、八代学は誰も友達だと思っていません

両親、先生、クラスメイト、みんなは八代学を信頼しているのですが、本人はそうは思っていないようです。

八代学にとって、

他人は信じられないものであり

自分に都合がいいように使うだけのコマにすぎない。

こんな印象を受けました。

小学生ながらに優秀であれば信頼を得られることを知った八代学は、自分の行動は怪しまれずになんでもできるという術を手に入れました。

ここで、犯行を行う手段が少しずつ蓄積されていったように思います。

ハムスターのスパイスとの出会い

先ほどクラスメイトからハムスターの世話をお願いされた話をお伝えしました。

このハムスターたちを、八代学は何のためらいもなく、水の入ったビンの中へ入れてしまいます。

ハムスターたちはもちろん生き残ろうと必死になりますが、水中ではどうすることもできず・・・。

しかし、仲間を踏み台にし一匹だけ生き残ったハムスターがいたんです。

八代学は、そのハムスターに「スパイス」と名前をつけて飼いはじめます。

ハムスターが一匹だけ生き残った状況を見て、八代学は下記のセリフを語っています。

“カンダタの話よりも刺激的な光景で 正直シビれた”

カンダタは蜘蛛の糸の主人公で、八代学は蜘蛛の糸の話に異常な執着を持っています。

※蜘蛛の糸については後ほど詳しく!

普通ならシビレている場合じゃないですが、これまでに無いほど八代学の目はキラキラと輝いています。

これまで、命は大切にと教えられてきましたが、八代学はこの真逆の発想から「生」というものを受け止めていますよね?

作者の三部けいさんのこの発想には度肝を抜かれる設定に驚きですが、スパイスの出会いによって、八代の「生」への執着は生きるのではなく、

生き残るという行為そのものに、心を奪われてしまった。

ハムスターのスパイスの登場により、生き残るという行為に執着してしまったことが、一連の犯行の大きな要因になっていると考えます。

八代学の過去の情報をまとめると

  • 家庭崩壊
  • 周囲からの信頼
  • 生き残るという事への執着

この3つがとても重要なポイントではなっていると考えます。

八代の犯行の理由は?

八代学の犯行理由は、

スパイスとの出会い

この出来事があったからではと思っています。

 

まず、八代の犯行を見ると、

  • 孤立している児童を狙っている
  • ターゲットが八代学に絶対的な信頼を得ている
  • 犯行をやめる事は絶対にない

という事が言えますよね。

八代の犯行と先ほどの3つのポイント

  • 家庭崩壊
  • 周囲からの信頼
  • 生き残る事への執着

を踏まえて、八代の犯行の理由を考察していきます。

家庭崩壊→孤立している児童がターゲット

兄は自ら命をたち、その後両親は家を売り払い離婚、八代学は母親に引き取られて暮らすことになります。

そして、八代学は母方の祖父の家で暮らす事になり父親のいない環境を経験します。

家庭崩壊から八代学が得たものは

一人は寂しいという経験

だったのではないでしょうか?

八代学が孤独を経験したことで、寂しい小学生が考えている事や感情はお見通し状態。

実際に八代が手にかけたのは、

  • 共働きの家庭
  • 一人でいることが多い

このような孤独を感じている人物を狙ったきっかけとなる出来事になります。

周囲からの信頼→ターゲットからも信頼

小学校時代、成績優秀という点で、周囲からの信頼を得ていた八代学は、兄にその信頼を利用され女の子を誘い出すことを命令されてしまいます。

兄は女の子に乱暴したあと、八代学に傷ついた女の子のケアまでやらされるのです。

女の子は八代学をに、兄のことを黙っているように言われればそれに従うほど、信頼を得ています。

兄に無理やりやらされたことではありますが、八代学本人がやったことなので、周りからの信頼があればなんでもできるという構図が完全に出来上がったように思います。

大人になった八代学にとって、小学生をターゲットにし信頼させるなんて、とても簡単なことだったんでしょうね。

ハムスターのスパイス→生き残ることへの執着

たまたまクラスメイトから預かったハムスターの内の一匹が、偶然的に生き残ったことに感動を覚えてしまった八代学。

この時点で、生き残った命にスポットが当たり、それ以外の命には関心を持たなくなります。

あくまでも、八代学が大切なのは生き残るという行為

話の中で、八代学の手にかかり生き残った主人公の悟に、八代学はハムスターと同じ「スパイス」という名前をつけているシーンがあります。

やはり、生き残るという行為が、八代学の犯行の重要なポイントになっていると思います。

 

八代学の犯行理由は、辛い幼少時代だったことや、家庭崩壊、周りからの信頼を得たりと様々なことがありますが、この3つは手段でしかありません。

八代学の犯行の目的は、

新しいスパイスを探すこと

だったのではないでしょうか?

また、目的のジャマになる存在は、すぐに排除しているので、目的を達成する意識は並々ならぬものだと思います。

 

八代学は、スパイスが生き残ったことに感動し、さらなる刺激を求めた。

しかし、犯行を行っても行っても、スパイスは現れず、また犯行を重ねるということを続けていたのだと思います。

 

さらに、犯行理由について八代は小学生時代に芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」と出会っていることにも関係しているようで、実際に蜘蛛の糸を読んでみると、続編がありおどろくべき結末を迎えます。

僕だけがいない街の八代学と蜘蛛の糸についての考察

突然ですが、蜘蛛の糸の話が「僕だけがいない街」の八代学の犯行理由に大きく関係しているのでは?と思うので、紹介していきますね。

蜘蛛の糸のあらすじ

芥川龍之介の作品、蜘蛛の糸の話はだいたい知っていますよね?

悪いことをして地獄に落ちてしまったカンダタは、ある日、蜘蛛を助けます。

それを見ていたお釈迦様は、カンダタのところへ蜘蛛の糸を垂らし

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