僕街の犯人八代の動機は?蜘蛛の糸の小説とスパイスから考察

この記事は12分で読めます

僕だけのいない街のアニメはもうすぐ最終回を迎えようとしています。が第11話のラストでは悟が記憶を取戻したところで終わりましたね。八代が犯人だと思い出した訳なんですが、動機については原作からネタバレします。

 
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そして、蜘蛛の糸の小説に出会った八代は様々な考えを巡らせます。そんな中、ハムスターのスパイスとも出会います。この二つの出会いが八代の動機と、どう関わってくるのでしょうか。

 

原作から見る八代の動機とは?

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アニメの第11話のラストで、屋上に来た悟と八代。そして、どちらのものかは分かりませんが蜘蛛の糸も見えていました。

この蜘蛛の糸が原作でも出てくるんですが、八代の動機を考えるのに超重要なポイントになってくるので先に蜘蛛の糸の小説について見ていきます。

 

知っている方も多いとおもいますがササッと内容を書いていきます。

 

~蜘蛛の糸~

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大泥棒だったカンダタ。数々の悪行を働いたので地獄へ落ちます。

みなさんもご存知の通り、地獄では苦しい苦しい毎日を過ごしています。

しかも、その苦しみは人間の世界では何兆年という単位で続くんですって。

 

怖っ!

 

カンダタは血の池にいたんですが、深いからずっと溺れかけているんです。

じゃ、陸に上がればいいじゃん。

と思いますがそうもいかないんです。

陸は針の山になっていて登れるものではありません。

ただただもだえ苦しむ日々を送ります。

 

 

でも、そんなカンダタを見ていた方がいました。

そう、極楽のお釈迦様です。

 

お釈迦様「そういえば、カンダタは昔に蜘蛛を助けた事があったな!」って思い出すんです。

 

それで、蜘蛛を助ける気持ちがあるカンダタだ。

助けてあげよう。

とお考えになったんだそーなー。

 

 

その時、ふっと横を見るとはすの葉の上に蜘蛛が一匹、巣を作っているのを見つけます。

「おー、これはいい」って事で、その蜘蛛の糸をカンダタの上に垂らしたんです。

 

 

それを見つけたカンダタ

これで、この苦しみから解放されるぜ!

「ヨッシャー!」

っ事でその蜘蛛の糸を上り始めます。

 

 

えらい時間上り続けたけど、全然極楽には着かないんですね。

そうですね。

極楽と地獄がそんなに近かったらそれこそえらい事になりますからね。

 

とにかく極楽は遠い。

 

遠すぎて、カンダタは途中で1ミリも登れなくなってしまいます。

 

そして休憩を取る事にします。

 

糸の上で休憩かーい!

 

おー、ずいぶん登ったな~。

と、下を見てみると、我先にと数百、数千もの人々が蜘蛛の糸を登ってくるではありませんか。

 

それを見つけたカンダタは

「登ってくるなー。俺の糸だぞー。」って叫ぶんです。

 

その瞬間、蜘蛛の糸はプツっとカンダタの上で切れてしまいます。

ほかの者を助けなかったから、お釈迦様が切ったのか。

みんなが登ってきたせいで切れたのかは分かりません。

 

そして、カンダタはまた元の地獄へ真っ逆さまに落ちていき、再び辛い日々を送る事になるのでした。

 

おしまい

 

蜘蛛の糸の話はこんな話でしたよね。

 

 

小さい頃にこの話、聞いた事ありませんか?

お釈迦様が助けてくれるから蜘蛛を見つけたら駆除してはいけませんって。

私は教えられていました。

そうやって、受け継がれているこの蜘蛛の糸の話ですが、この話の教訓は人ぞれぞれ見方が違いますよね。

 

犯人である八代はどんな風にこの物語を読んで思っていたのかというと。

 

 

八代は蜘蛛の糸を読んで何を思ったの?

 

八代が6年生だった頃。蜘蛛の糸の小説に対してこんな事を考えていました。

 

小学生だった僕はあれこれ考えさせられるこの物語がすきだった

もしカンダタの足元で糸が切れていたら?

それでも当然 釈迦のカンダタへの評価はかわらなかったろう

その時釈迦はどうしていただろう?

僕だけがいない街第6巻より引用

 

これを見て、もしかしたら八代はお釈迦様になりたかったのでは?と思ってしまいました。

“釈迦のカンダタへの評価はかわらなかったろう”ってありますよね。

これって、お釈迦様の意見をオレが代弁してやるぜ!って受け取れます。

 

さらに、その時のお釈迦様がどう考えていたのかまで八代は答えを見つけようとしています。

八代は、お釈迦様の考えに近づいて自分も蜘蛛の糸を操れる存在になりたいと考えていたのではないでしょうか。

 

 

何で、八代はこんな事を考えてたの?

 

 

どうして、八代はここまで神の様な力を欲しがったんでしょう。

それは、八代の過去に原因があると思います。

 

原作でも“「兄のいいなりになっている自分」には納得がいっていなかった”と言っているので。

今の現状を変えたいという気持ちは八代にありました。

でも、八代の苦しみを知る人は誰もいません。

 

 

助けてくれる人は誰もいないと、八代は思ってしまった。

 

 

優等生だった八代をかわいがる両親。

劣等生だった兄を遠ざける両親。

その穴埋めに八代は、兄からは執拗に虐げられるていました。

 

八代は兄の代償行為だと割り切っていましたが、これが八代が犯行に至った最大の原因はここにありますよね。

両親にも相談できず、学校でもまた孤立していた八代。

 

一人で解決の糸口を探した結果

お釈迦様のような力を手に入れなければと思ったのではないでしょうか。

 

 

でも、こんな事も八代は考えていたんです。

 

ひとりになるとまた考える

ー釈迦はカンダタの行動を予想出来ていたんじゃないだろうか?

だとしたら本当にただの気まぐれで糸を垂らしたのだろうか?

カンダタは毎日空を見上げるようになるだろうか?

それとも地獄においてさえ他人に優しくなるのだろうか?

僕だけがいない街第6巻より引用

 

お釈迦様はカンダタの行動を予測、そして気まぐれで糸を垂らしたとありますよね。

 

これは、お釈迦様の考えを見抜こうとしているので、先ほどの「お釈迦様になりたいのでは?」という部分に繋がってきます。

 

でも、カンダタは空を見上げるようになるのだろうか?と、地獄においてさえ他人に優しくなるのだろうか?という考え方は、思いっきりカンダタの気持ちを考えていますよね。

 

八代はまだ、お釈迦様になるのかカンダタなってしまうのか。

迷っているように受け取れます

しかも、八代の迷いはこの後も続くんです。

 

お釈迦様か、カンダタか?

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八代の迷いはまだ続いている場面がありました。

 

お釈迦様なのかカンダタなのか。

 

揺れる気持ちが描かれているのがこのシーン。

 

 

クラスメイトの靴を持っていかれて一人、泣いていた1年生と八代が出会った時。

「ゆうきがないから何もできなかった」って一年生は八代に言うんです。

 

そして、八代はこんな事を言っています。

 

「そんなのゆうきじゃないべや」

「殴られて靴持っていかれるだけだべや」

「なんぼ強い奴でもきっと苦しい事はいっぱいある」

「そんな時「負けない気持ち」が勇気だべさ」

この大人びたセリフは児童にではなく自分に言っていた

外靴の方を渡したのは単に家に帰れば替わりがあるからで この行為自体特別な感情も無かった

これが抑圧された気持ちが生んだ「代償行為」だと少し後に気づくが その時は気まぐれと思っていた

僕だけがいない街第6巻より引用

 

強いものでも苦しい事はいっぱいある。

これは、兄に対して思っている八代の本当の気持ちですよね。

 

この時は、兄の事も許そうと八代は思っていたのではないでしょうか。

 

 

さらに、一年生を助けたのは気まぐれだと思っていたので、いくら悪い兄でも

許さなくてはというお釈迦様の立場に立った目線で見ていたんだと考えられます。

 

 

でも、後にはこの事が代償行為だと気がついたとあります。

代償行為って自分の目的が果たされないから、変わりに何かをする事ですよね。

 

例えば、海外旅行に行きたいけすぐには行けない。だから国内旅行にしておこう。と代わりの旅行を探したりしますよね。

 

八代の場合の代償行為は、この一年生を助ける事で自分の中の気持ちを素直に吐き出せた事になります。

 

ということは

 

八代は初めて自分の中で無理やり押さえ込んでいた気持ち

気がついたという事にも繋がりますよね。

 

 

まだ、八代の目指すところがお釈迦様なのか、カンダタになってしまうのか、分かりませんね。

こんな曖昧な状況で宙ぶらりんな状況でもがいている八代に、今までにない刺激的な出来事が起こる事になるのです。

 

ハムスターのスパイスとの出会い

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同級生から貰ったハムスターを全て水の入った瓶にいれてしまうという残忍なことをする八代。

 

しかし、一匹だけハムスターが生き残ります。

ここで八代は今までにない興奮を覚えました。

そして、そのハムスターに「スパイス」という名前をつけて飼いはじめます。

 

この時、八代は他のハムスターを踏み台にして生き残るという動物的本能を目の前にしました。

 

 

これは、今までの八代には無かった考えだった事でしょう。

蜘蛛の糸の主人公はあくまでも人間です。

人間のする事ですから、欲求や欲望が渦巻いている訳です。

 

 

でも、ハムスターはどうでしょう。

 

「生きる」というシンプルな本能だけで動いています。

 

 

このハムスターに出会ったことで、

 

八代の生きる意味は本能に従うという方向に向いています。

 

さらに、蜘蛛の糸の小説に出会ったことで、

 

自分が自由に生き残る為には釈迦にならなければいけない

 

という思いも同時に生まれたのではないでしょうか。

 

 

実際に、スパイスに会った後。

八代は初めての犯行におよびます。まるでお釈迦様にでもなったような気分で。

 

 

蜘蛛の糸は操れない?

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八代がはじめて蜘蛛の糸が見えたのは兄の頭の上でした。

そして兄が女児に対して過ちを犯してしまった時に、兄は八代にこう言い放ちまいた。

 

「何て事してくれたんだ」と。

 

初めは、自分が見張りを怠った事に対して兄が言っていると思っていた八代。

しかし、兄は自分の犯行ではなく八代の犯行に見せかける罠をしかけました。

 

罠って?

 

それは、スパイスのエサであるひまわりの種を女児が隠してある箱に一緒に入れたんです。

そうすれば、警察に見つかった時も「このひまわりの種は弟の物です」って言い訳が出来ますからね。

 

 

兄は弟である八代に罪をなすりつけようとしたんです。

 

 

この出来事がきっかけで、八代は完全に兄を許そうという気持ちが消えてしまったのではないでしょうか。

 

すべてが自分主体の考え方に変わっていき、自分が自由に生き残るためなら、どんな事でもする人間になってしまった。

 

ここがターニングポイントだったと考えられます。

 

原作ではこの様に描かれています。

 

僕は「何て事してくれたんだ」という兄の言葉を取り違えていた事に気づいた。

屋外に出ても消えない「蜘蛛の糸」が現実の物ではない事を知った時

僕は自分が何をするべきなのか決断していた

僕だけがいない街第6巻より引用

 

スパイスから学んだ生き残る術、そして、兄に見えた蜘蛛の糸。

しかし、蜘蛛の糸は現実のものではない事も同時に分かりました。

 

 

お釈迦様なら、蜘蛛の糸を自由に操れたかもしれない。

でも、自分には気まぐれで糸を垂らしたり切ったりする事は出来ない事もこの時に八代は知ってしまった訳ですね。

 

 

自分を落としいれようとしている兄は決して許せない。

でも、蜘蛛の糸も操る事が出来ない。

とてつもない葛藤の中に八代はいます。

 

 

そこで、八代は自らの手で兄を亡きものにしてしまおうという考えが湧き出てきて、実際に手をかけてしまうんです。

 

これこそが、八代の動機を生み出してしまった重要な部分になっているのだと思います。

 

 

釈迦にはなれないが、自分は自由に生き残るんだ。

そのためには、他者の犠牲はやむ終えないと考えていたのが動機という事になりますよね。

 

 

これで一度、事件は収束します。

しかし、八代が大人になりある出来事をきっかけに新たな犯行に手を染める事になっていくのです。

さらなる動機が生まれてしまった瞬間でした。

 

 

小学校の教師になった八代の犯行動機は?

 

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小学校の教師になる為に、八代は2週間の教育実習期間を迎えます。

この時まで八代は犯行を犯さずにすごしていました。

でも、ある出来事がきっかけで心の中にあったドロドロとした欲求が爆発してしまうのです。

 

ある出来事って?

 

教育実習中だった八代は、一人の少女と出会います。

いままでも少女に会う事は出来たはずです。

でも、八代は犯行を行う事はありませんでした。

 

じゃ、何で欲求が爆発してしまったのか。

 

それは、

 

この少女がハムスターを飼っていたから

 

なんです。

ここから八代の欲求は爆発してしまい連続的に犯行に及ぶことになっていきます。

 

でも、ここで問題になるのが犯行の動機です。

 

 

八代は女児ばかりをターゲットにしているんです。

そして、何が目的で犯行に及んでいるのか

この部分に関しては原作でも詳しく書かれていません

 

 

女児をターゲットにした理由。

これは八代の過去に関係していると考えられます。

 

八代は、小学校時代に兄の命令により女の子たちを誘ったり、なぐさめたりする役をやっていました。

女児の心理は手に取るように分かる訳ですよね。

 

ということは!

一番狙いやすく、危険が少ない人物をターゲットにしていたと考えられます。

これが動機の部分。

 

 

さて、問題になるのは八代の目的です。

 

なぜ、犯行を行っているんでしょう。

これについては、犯行に及ぶきっかけになった「ハムスター」が重要になってきます。

 

少女が飼っているハムスターを見て、八代は抑え込んできた欲求が爆発するんです。

ハムスターを見て八代は「スパイス」を思い出したはず。

 

そして、スパイスに出会った時、以上の刺激が欲しいという欲求が爆発

これが目的になる部分になっていると思いました。

 

 

ここまでくると、もう、感覚が麻痺している感じがしますね。

 

麻痺するといえば

 

私たちにも同じような現象は起きています。

例えば、すっごい久しぶりに焼肉を食べたら、あ~なんて美味しいんだろう。

って思いますよね。

脳にはすごい刺激があります。

 

でも、毎日、焼肉を食べていたらなんて美味しいんだろうなんて思わなくなります。

むしろ飽きてきますよね。

 

そして、どんどん焼肉にハマってしまうと、あの高い焼肉なら美味しいかも。

とか、あのタレならもっと美味しくなるかも。とか。

もっと美味しい物を、もっと美味しい物をと、どんどん焼肉に対してエスカレートした考えを持つようになります。

これが麻痺している状態ですよね。

 

八代も、焼肉のように

さらに上を求めすぎた結果が、

最大の目的となってしまったと考えられます。

 

 

女児に対しては「スパイス」だけが動機になっていたのですが、

この後、また蜘蛛の糸に関する描写が出てくるんです。

 

再び、蜘蛛の糸が登場

 

 
 
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兄の一件以降、蜘蛛の糸は出てこなかったんですが、

再び蜘蛛の糸が登場する場面が出てきます。

 

実は八代には信じられない事に、婚約者がいました。

しかし、彼女の心理学の知識が欲しかっただけで、愛していた訳ではありません。

 

しかも、頭がいい婚約者は八代の犯行に気がついてしまいます。

それがこのシーン。

 

婚約者がいた

だが気づいていた

・・・僕の中に兄がいる事に。

彼女は僕に禁断の質問をしてきた

やはり頭の鋭い人間が知覚に居ると危険だ

あの日彼女は疑問を持ったようだった

僕のガゾリンの減り方 タイヤのチェーンが切れていた事

札幌E市の天候

「答えは決まっていた」

僕だけがいない街第6巻より引用

 

この時、原作では婚約者の蜘蛛の糸を切る場面が描かれます。

そして、八代は婚約者を亡き者にしてしまいます。

 

ここで出てきた蜘蛛の糸の意味は?

 

婚約者が自分の目的を果たすのを邪魔をしたから、

八代は蜘蛛の糸を切ったと考えられます。

兄の時と同じ理由ですよね。

 

ここまでは分かったんですがこの後、理解不能な場面が出てきます。

 

婚約者に手をかけた八代は何事もなかったようにシャワーを浴びます。

その後。信じられない出来事が八代に起きるんです。

 

なんと!

鏡の中の自分にも蜘蛛の糸が頭から伸びているのを、

八代は見つけてしまうんです

 

 

そして、

八代は今までにないほど爽やかな笑顔で

頭の蜘蛛の糸を確認するんです。

 

さ~て、困った事になった~。byヒイ様

 

 

何が困ったかと言うと。

兄と婚約者の蜘蛛の糸は八代は自分の目的の為に、邪魔をする者に対して蜘蛛の糸を切っていましたよね。

 

でも、八代自信にも蜘蛛の糸がくっついてしまいました。

 

 

ここで頭が混乱です。

 

 

八代が目的を果たす為に、いままでは蜘蛛の糸が見えていたと思っていたので、八代自信が邪魔になるっていう事はありえないはずです。

 

という事は、そもそも、

蜘蛛の糸が現れるのは八代の目的達成に邪魔な人物に

現れるのではないって事になりますよね。

 

 

蜘蛛の糸の本当の意味は?

 

 

 

ここで、初めに紹介した蜘蛛の糸の小説に戻ります。

 

お釈迦様は蜘蛛を助けたカンダタをかわいそうと思い、蜘蛛の糸を垂らしたと考えてみます。

 

八代が今まで見ていた蜘蛛の糸は本当にお釈迦様が垂らしたものだと考えられます。

そして、それを見る事が出来たのが八代だったとします。

 

 

そして、お釈迦様は誰にでも平等に蜘蛛の糸を垂らして救おうとしているとしたら。

それを見つけるのも、見つけないのも本人次第。

そして、蜘蛛の糸を登るのも登らないのも本人次第。

 

 

自分に危機が迫っていなければ、蜘蛛の糸に気がつく事もない訳ですよね。

 

 

蜘蛛の糸に気付かなかったのが、兄と婚約者。

これは、八代に危険がないと思っていたから、

蜘蛛の糸に兄と婚約者は気がつけなかったという事になります。

 

八代が笑っていた理由については、八代は自分で蜘蛛の糸に気が付けた。

 

そして、

危機になった時は蜘蛛の糸を登ればいい。

そう思って自分に蜘蛛の糸を見つけて笑ったのではないでしょうか。

 

 

さらに、笑っていたのには小学校の頃に考えていた疑問の答えが分かるからしれないという

ワクワク感もあったんではないでしょうか。

 

いつ切れるかも分からない自分の頭の蜘蛛の糸。

自分が他者を蹴落とさなければ極楽に登れるのか。

釈迦は自分の目の前で蜘蛛の糸を切るのだろうか。

カンダタの様に糸が切れてしまったら、毎日、天を見上げるようになるのだろうか。

そして、他の人に優しくなれるのだろうか。

 

この疑問が一気に解ける絶好の機会を手に入れたんですよね。

これが、八代が笑った理由だったのでは無いかと思いました。

 

 

僕だけがいない街の蜘蛛の糸の意味は、

危機を回避する為に存在するものだと私は思いました。

 

まとめ

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【関連記事】

■僕だけがいない街の犯人の動機は?八代の過去を考察

 

今回は、僕だけがいない街の犯人、八代の動機について見てきました。

・八代は現実逃避の方法として蜘蛛の糸が見えていたのではないか

・スパイスから動物の本能を見せつけられて本能のままに生きる選択をしたのが犯行のきっかけになったのでは

・兄の事件以降、自分の目的の為なら何でもする人物に変わってしまった

・スパイスに会った時以上の刺激を求めて犯行を繰り返していたのでは

・僕街の蜘蛛の糸の意味は危機回避の為の手段ではないか

以上、まとめでした。

小さなほころびは、そのままにしていると広がっていってしまうように。
八代の犯行はどんどんエスカレートしていってしまいます。
八代の過去を知れば知るほど、どうにかならないかと思ってしまうほど、胸が苦しくなってきます。
事件を解決する主人公にスポットが当てられがちですが、この八代の設定があるからこそどんどん読み進めてしまうマンガになっていますよね。
八代からは反面教師ですが、学ぶところもたくさんあります。
八代の過去の出来事や、心情も読んでいくと深いものがあるので、ぜひ、悪いヤツなんですがどうしてそうなってしまったのかを考えると、より「僕だけがいない街」が楽しく読めると思うので、おすすめですよ!
ではでは今日はこの辺で!
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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