グラスホッパーのネタバレ“蝉”の目線で物語を追う!結末やいかに

この記事は8分で読めます

 

 
 
スポンサードリンク


 

 

2015年11月7日公開の映画【グラスホッパー】三人の男が、一人の人物を探す、それぞれの思いを描いた伊坂幸太郎さんの作品です。三人のそれぞれの目線で物語が展開して、最後には一つに繋がるという、驚きの展開になっています。今回は、三人の一人“蝉”の目線で物語のネタバレをしていきます。蝉のラストの結末は、果たしてどうなるのでしょうか?

 

詳しく見ていきましょう。

 

蝉の目線から見る物語!

 

※ここからは完全なネタバレを含みますので、映画で山田涼介さん演じる蝉がどうなるのか確認したい方は、見無い事をおすすめします。

 

キャスト

 

蝉-山田涼介

岩西-村上淳

 

蝉と岩西

 

rottweiler-869009_1280

 

蝉は、岩西という男の下で働いています。仕事内容はと言うと、岩西が依頼を受け、ターゲットの情報を集め、蝉がナイフでターゲットをヤル実行犯。

岩西から依頼があった仕事終えた蝉は、報酬をもらいに岩西が事務所と称しているマンションへ向かいます。

ここからは、蝉と岩西のやり取りが続くのですが、ああ言えばこう言うという言葉が、ピッタリな二人なんです。

報酬を早くよこせー!とせがむ蝉に、

岩西は、

偉そうな事言うなー!と言い争いが、スタートします。

 

岩西は、自分が上の立場だと主張しますが、蝉は「俺がいなくちゃ、何にも出来ないだろ」と言い返します。今度は岩西が「お前だって、俺いなきゃ、仕事できないだろ」と言い・・・。

すごい、捲し上げるようなテンポで二人のやり取りは続きます。ミンミンなく夏の蝉の様にうるさいから、名前が蝉なんですよ。面白いですね(^^)

 

ツーカーの仲とは、きっとこの二人の事を言うんですね。

 

そして、蝉が最も嫌っているのが、ジャック・クリスピン曰く。と岩西が会話を始める時にいう言葉なんです。

岩西は、何かにつけて、このンミュージシャンのジャック・クリスピンの言葉を、使って何でも話すのです。岩西が出てくるシーンでは、絶対と言っていいほど出てくるんです。蝉で無くてもになっちゃいそうなくらい、原作でも連呼してますw

※ジャック・クリスピンは小説に出てくる、架空のミュージシャンですよ!検索しても出てこないのでご注意を。

 

 

audience-868074_1280

 

しかし、ジャック・クリスピンの言葉の使い方が上手いところが岩西はすごいんです。

例えば、「トンネルから飛び出す時こそ、気をつけろ」というジャック・クリスピンの言葉があるですが、そこから岩西は、自分の仕事に対して、

 

依頼を受ける→交渉する→調査をする→準備が一番大事だ!

 

という図式を完成させるのです。トンネルから出るときに、そんな事考えませんよね。普通。トンネルから出たら、あ~、トンネル終わったな~。って思うくらい。

やっぱり、岩西の解釈の仕方がすごい。岩西の細胞は、ジャック・クリスピンで出来てるんじゃないですかね。それだけ、岩西は崇拝しているって事にもなるんですが。

ジャック・クリスピン崇拝者の岩西と、ミンミンうるさい蝉の、面白い掛け合いが続いていたんですが、物語が進むにつれて、徐々に二人には暗い影が見え始めることになるんです。

 

 

 

蝉と鯨(浅野忠信)

 

 

people-163906_1280

 

 

先ほど報酬をもらい、帰宅した蝉に、再び岩西から電話が・・・。さっき仕事を終えたばかりなのに、また依頼が来たから、もう一回頼むと言う岩西。

今までは、一仕事するとしばらくはお休みを取っていたんです。蝉は。何てったって、ナイフの仕事ですからね。

 

そんな立て続けに仕事は出来ない訳ですよ。

 

それに、さっきの岩西との言い合いでも体力を消耗しているはずです。ここは、一旦休みたいな~ってところですよね。

 

すると岩西は、驚くべき事を蝉に伝えます。どうやら、裏の社会では何やら事件が起きてしまったようです。

 

何が起きたの?

 

裏社会のドン・寺原(役:石橋連司)の息子(役:金児憲史)が、車に轢かれてなくなりました。

交通事故だったんですが、ただの事故ではなく、誰かが寺原の息子を押したのでは?と、噂が流れていました。血眼で、息子の仇である車の前に押した人物「押し屋」と呼ばれる人物を探している寺原は、部下を総動員させていました。

 

そう、業界は人手不足になってしまっていたのです

 

裏社会が人手不足って。そんなのあるかーい!って思っちゃいます。まさか、タウンワークで募集するわけにもいかないですからね。

そこで、裏社会に仕事を頼みたい人はどうしたのか?ですよね。

いつものところに頼めないなら、別のところでいっか!ってなる訳ですよ。

そこで白羽の矢が立ったのが岩西だったんです。

岩西に依頼をしてきたのは、大物政治家“梶”。この梶って男、政治家なんですが、本当にずるいし悪い奴なんです。

 

ずる悪です。ずる悪

 

そんなずる悪・梶は、スキャンダルをもみ消す為に、全責任を部下に負わせて、最後には裏社会に消させたんです。

ありえませんよね?

裏社会に消させたって事は、部下に誰かが手を下したことになります。

そしたら梶さん、今度はその殺し屋が部下の事を誰かにバラしてしちゃうんじゃないかな~。って超不安になり始めたんです。

単なる被害妄想・・・。

へたれ意外の何物でもありませんね。そんなへたれ政治家さんなのでありました。こんな奴が政治家だから、日本がダメダメなんだよ。って言いたいところですが、これは物語でしたね^^;へたれ梶は部下に手を下した殺し屋を消す依頼を岩西にする事になります。

こんな大きな仕事を請け負った事が無い岩西は、うちの会社もデカくなるチャンスだ!とばかりに、仕事を引き受けちゃった訳なんです。

へたれ政治家・梶の依頼を受けたと聞いた蝉。

しぶしぶですが、蝉は仕事を了承。そして、蝉は今回のターゲットがいるホテルに向かいます。

部屋に到着し蝉が、見たのは、梶が天井からぶら下がっている姿でした。

 

 

sirmione-944038_1280

 

 

実は蝉。

遅刻をしていてしまったんです。

おっと、うっかり蝉さん。仕事の時間を守らないから大変な事になっちゃいました。せっかくのビックチャンスだったのに・・・。

 

で!

 

何でへたれ梶さん、ぶら下がってたの?という事でネタバレしますね。

原因は鯨という人物が絡んできます。鯨は部下を消した人物です。

鯨はへたれ梶に、部下を消したばかりなのにまた、呼び出されていたんです。

でも、へたれ梶の言動が怪しかたったので「こいつ、オレの命を狙ってやがる!」って気がついたんです。

そして、鯨はやられる前に、梶をやってしまいました。なので、蝉が到着したときには、もうへたれ梶さんが残念な事になってしまっていたんです

 

遅刻厳禁ですよーーー。

 

 

watch-996116_640

 

 

裏社会のドンの息子が、亡き者になってしまって、物語が急展開。

そんなドンの息子の寺原がいなくなり、蝉はこんな事を思っています。

 

寺島の息子は天罰が下ったんだと。

 

なんでかって言うと、寺島の息子はどーしょーもない悪い奴だからなんです。

日常的に非道な行為を繰り返し暴れ回ったり、目を覆いたくなるような事件を数々起こしてきたんです。でも、父は裏社会のドンです。事件を隠蔽するなんて朝飯前な訳ですよ。確かに天罰が下るのも当たり前ですね。

この時。蝉には、ある別の感情が生まれるのです。その別の感情とは?

 

蝉に生まれた感情とは?

 

 

unhappy-389944_1280

 

 

何だかんだ言って仲良しに見えた岩西と蝉ですが、実は蝉。

 

岩西のところから独り立ちしたいと思っていたんです。蝉は岩西の言いなりになっていて、自分の存在価値が分からなくなっていたんです

岩西がいないと自分の中には、何も無くなってしまうのではないかとずっと不安を抱えて生きてきたんです。

 

何か、依頼を受けて自分に指示する人って偉そうだと思いませんか。

 

蝉は、ずっと岩西が何にもしてないくせに、偉そうにして!と思ってたんですね。オレばっかりに仕事をさせやがって。本当に偉いのはオレだろ?って思ってたんです。

でも、岩西はの気持ちは、全く逆。蝉の事を本当に大切に思っていたんです

でも、言葉にする事は出来なくて、蝉には岩西の本当の気持ちは通じていなかっただけなんです。お互い口(くち)ケンカの中で自分を表現していたのでそれが原因になってしまったのです。

そこで、蝉は考えました。

裏社会のドンが探している「押し屋」を始末すれば、

俺って岩西より偉くなれるんじゃないか?

自分が存在している意味を見つけられるんじゃないか?

岩西がいなくても一人で生きていけるんじゃないか?

と、今までの不満が爆発

そこで、蝉は「押し屋」と呼ばれる人物を探す事になるのです。

 

ここで、梶の命を狙っていた蝉、梶に命を狙われていた鯨。この二人に梶を通して接点が生まれましたね。同じ“梶”と言う人物と接触したので。ここから物語は急展開を迎えます。

 

 

蝉VS鯨、そして鈴木

 

 

 
スポンサードリンク


 

 

 

 

押し屋を探していた蝉に、いい知らせが入ってきます

 

鈴木(生田斗馬)という人物が押し屋の事を知っているという情報です。「押し屋」の情報を知っている鈴木を、蝉は連れ去ることに成功!蝉は車に鈴木を押し込み、その場から逃げ去ります。

 

しかし、運転中に後ろから何者かに襲われてしまいます

 

蝉を襲ったのは、鯨でした。蝉が乗った車の後部座席に鯨は隠れていたんです。

鯨に車から引きずり降ろされ、杉林に連れて行かれる蝉。鯨の不意の攻撃で、軽い脳振とうを起こしていた蝉は、この状況が把握出来ずにいました。

 

蝉、最大のピンチ

 

 

forest-971508_1280

 

 

そして、ここから鯨の能力が発揮されます。鯨の能力とは、人を絶望のどん底に突き落とし、自ら命を絶たせるというもの。

 

怖いですね。まるで、超能力者

 

さっきの二人の接点となった人物“梶”も、鯨の能力でやられました。その鯨の能力の前には誰もが、ひれ伏すしか無かったのです

蝉は、鯨の能力により、今までに始末してきた人々の声が頭の中で鳴り響き、苦痛に襲われます。みんなの恐怖におののく顔が次々に、浮かんできて、罪悪感に全身を覆われているような感覚に陥ります。

 

そして、蝉は、自ら持っていたナイフで自分を突き刺そうとしていました。

身体は言う事を聞かず、右手だけが他の生き物の様に、蝉の胸を狙っていました。

 

しかし、そんな時

 

鯨に異変が起こります

 

鯨に異変が起こった瞬間、蝉の視界が急に戻ります!

今までの嫌悪感はすっかり晴れ、身体も自由が利くようになったのです。

 

鯨に起こった異変とは?

実は、鯨の能力を発揮するのには、相手の目をみる必要があるんです。でも、蝉との対決の間に急に鯨は急にうつむき、ブツブツと何かささやいていたんです。

これで、蝉の呪縛は急に解かれることになったわけですね!

 

でも、なんで鯨は急に、能力を発揮できなくなったの

実はこの鯨。今までにもこの能力を使い、たくさんの人をあの世へ行かせていたんです。しかし、最近。鯨の前に、以前にあの世行きにした人たちの亡霊がわんさか現れるようになっていたんです。

鯨は、蝉との対決中にこの亡霊が現れて、能力が発揮できずにいました。

 

これは蝉のチャンス

 

鯨が能力を発揮できないなら、ハンパない身体能力の持ち主の蝉に軍配があがりそうですね。さて、結末は・・・。

 

 

蝉の結末

 

 

鯨の異変を察した蝉は、反撃を試みます。一度目はナイフは空を切り、攻撃は交わされてしまいます。

 

big-bang-422305_1280

 

しかし続けざまに振り返った瞬間!

 

バーン!!

 

蝉は胸から、熱いものが、にじみ出ている事に気がつきました。

 

鯨は、蝉の動きを読み、銃を発射。

 

その場に倒れ込む蝉。

 

そう、

蝉は鯨に胸を撃たれてしまいあの世へ旅立つ

という結末を迎えてしまいました

 

素早いはずの蝉でしたが、鯨の攻撃は読めませんでした。

 

そして、意識がなくなった蝉の前に、岩西の幻覚が現れます。

 

岩西が幻覚ってなんで蝉の前に?って事でネタバレしますね。

 

実は、蝉が押し屋を血眼で捜している裏で、岩西には大変なことが起こっていました。

 

このネタバレでは、またあの政治家のへたれが登場します。

へたれ梶が、亡くなる前に、梶は鯨に

 

岩西に仕事を頼んだんだよ!って鯨に暴露しちゃっていたんです。

 

梶が暴露したことによって、鯨にとって岩西は邪魔な存在になってしまいます。

それで、鯨は、自分の命を狙っている岩西を始末。蝉よりも先に岩西はあの世へ行ってしまっていたんです。

それで、蝉の前に岩西の亡霊が現れたってことなんですよ。

 

何とも、悲しい蝉と岩西のラスト。岩西も蝉も同じ日が命日となってしまうという結末を迎えてしまうのです。

 

しかし、最後はいつもの、蝉と岩西の二人らしい会話で幕を閉じます。

「おまえ、なかなか強かったぜ。俺の自慢になる」と岩西。
そして、蝉はそんな岩西にこう返します。

「勝手に、自慢するなよ」
以上、蝉目線で見るグラスホッパーのネタバレでした。

 

まとめ

 

 

book-731199_1280

 

 

【関連記事はこちら】

■佐津川愛美が出演のグラスホッパーで何役?メッシュの女をネタバレ

■伊坂幸太郎著グラスホッパー映画のキャストもあらすじも神がかってる!

■グラスホッパーの映画は年齢制限あり?!山田涼介の役“蝉”って?

 

今回は、グラスホッパーのネタバレを蝉目線で見てきました。蝉は、岩西の事を煙たがっているように見えましたが、独り立ちをする事で本当は岩西に褒めてもらいたかったのではないかと、私は思いました。

 

そして、岩西も口では、ダメだ、ダメだと、蝉の事を言いますが、本心は、蝉が押し屋を一人で追う事を、喜んでいたのではないかと感じます。岩西と蝉の最後のやり取りからも、その状況が見て取れますよね。俺の自慢になるという岩西は、本心からこの言葉を言い、そして、蝉は勝手に自慢するなよと、本当はその言葉が嬉しかったけど、きっと照れ隠しの様に言ったのだと思います。

蝉を演じる山田涼介さんは、アクションもさる事ながら、台詞も息つく暇も無いような長さになると予想されます。

 

初め、蝉のキャストが山田さん?とちょっと驚きました。山田さんの印象と言えば、爽やかでかっこよく、でも蝉はやる時はやるという、もっとスマートな役のほうがいいのかなと思ってしまいました。しかし、映画のビジュアルが解禁され、予告動画を見てみれば、蝉の鋭い眼光をしっかりと捕らえ、自分の物にしている様子が伺えました。

 

台詞も少しだけ入っていたのですが、今から岩西演じる村上さんとの掛け合いも、見所だと思います。

 

山田涼介さんが蝉役を務める、映画グラスホッパーは、11月7日(土)から公開予定です。

 

スポンサードリンク


 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

valentinesday_girl はじめまして!こけももです(^^) 現在、2児のママ。 楽しい事も、気になる事も世の中にはたくさんあります。それを、分かりやすく、時にはものすごーく詳しくみなさんにお伝えしています。そう、話のたねを日々蒔いているんです。 会話に困った・・・ あの出来事はどうなったんだろう? そんな困った時は、サイトを覗いてみて下さい。 あなただけのたねを見つけて、話しに花を咲かせてくださいね!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。